Secrétaire Napoléon 3




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ロココキャビネット
こちらは1880年ごろ作られたキャビネット(ライティングビューロー)です。
数あるライティングビューローの中でも特別な存在であるのは 誰の目にも明らかな、この美しい一台。
製作したのはMaison Soubrier(メゾン スブリエ)です。
スブリエは1830年ごろ設立され 現在もなおパリの ”14 rue de Reuilly(ルイイ通り14番地)” にギャラリーを構える、大変由緒ある家具メイカーです。
実に200年以上の歴史を持つ スブリエ。とくに、19世紀後半から20世紀初頭、フランスクラシックインテリアの集大成ともいえるその時代の活躍は目まぐるしく、
例えば1905年のインテリア博覧会では、リンケやマジョレルと言った世界に名の通るビッグネームと肩を並べて、素晴らしい出展で大会を席巻します。
フランスで最も有名なトップメイカーであるフランソワ・リンケが、自身の邸宅でスブリエの家具を使用していたり またリンケ社の作品をスブリエが援助製作していたり(つまりリンケが自社製品として販売できるレベルだと認めていた)と、公私ともにスブリエの技術の高さを非常に買っていたことも 専門書に残されています。
そんなスブリエが製作したこちらのビューロー。
ロココらしいこのエレガントなフォルムは、どの方角から見てもそれぞれ違った曲線で構成されており
いつまでも見飽きることなく新鮮な驚きを与えてくれる、本当に美しい姿です。
曲線にそって繊細な象嵌細工が 艶やかに光るさまは まるで見目麗しい女性の立ち姿のようで、エレガントという言葉を全身で表すこの姿にただただうっとりさせられます。
今回ロホンが手掛けた修復では、フレンチポリッシュという特別な技法で仕上げました。
鏡面磨きとも言われるその技法は、全ての工程に手間も時間もかかる特別なものですが、その分仕上がりもやはり特別。
丁寧に整えた木肌にニスを何層にも重ねることで 複雑な光の屈折がうまれ、艶にはとても深みがあり まさに鏡のように品よく周囲を映す姿を、楽しんでいただけます。
扉を開けるとライティングボードと収納、その下にも3段の引き出しにたっぷりと収納でき、ライティングビューローとチェスト両方の要素で活躍してくれるのも、大変嬉しいですね。
読書、書き物、縫物や編み物の作業、在宅ワークなど、このビューローと供に豊かな気持ちで進められそうです。
そして作業途中でも扉を閉めてしまえば中が見えないため、格調高いインテリアの雰囲気を壊すことがなく、また突然の来客にも慌てる必要がありません。
本来幅をとりやすいライティングビューローが 縦型でスリムに収まってくれ、
さらに収納もでき、そしてなにより特別美しい。
空間全体の雰囲気を華やかに彩り、また実用性もたっぷりの、大変優れた逸品です。
現役一流メイカーのスブリエが作った、美しすぎるビューロー。200年の社の歴史とともにアンティークになったこの一台は、これからも美しく時を刻み続けます。
その奇跡とも言える貴重な時間を ぜひ間近で感じ続けていただきたい・・。そう願って止まない、素晴らしい一台です。
タイプ: ビューロー | スタイル: Napoléon III | 年代: after 1866 | 輸入国: France - Paris |
材質 | ボディ: オーク | 表面: ローズウッド | 仕上げ: フレンチポリッシュ |
サイズ | 横幅: 73 cm | 奥行: 37.5 cm | 高さ: 128.7 cm |

商品番号: LPC982 / Sold out | |






























