Coiffeuse Louis 15
ロココアンティークドレッサー
こちらは1920年ごろ作られたドレッサーです。
顔を映すに十分な大きさのミラーが中央についているためドレッサーとしていますが、大理石部分をライティングスペースとすれば、その上に引き出しもついているためボヌールドジュールと言うこともできるでしょう。
このようにミラーが外側についているドレッサーは、広く使われるようになったのが主に20世紀以降と実はそう古くなく、17世紀以降使われた伝統的なものはまた違ったスタイルでした。
それでも “ドレッサー” と言えばやはりミラーを正面につけたこのタイプを思い浮かべる方も多く、このロマンティックな姿は皆の憧れとなっています。
今回のお品は艶やかなウォルナット材が温かい雰囲気ながら、方々を飾るロココの細かな彫刻が非常にエレガントで美しい、大変素敵なお品。
家具作りにも随分と機械が用いられるようになった20世紀の製作とは言え、この細かく美しい模様はすべて手作業で彫られています。
ロココの自由な動きの中にすっきりと洗練された雰囲気もまとい、勢いのあるアカンサスと並んだ花は、手彫りならではの温かみも感じられますね。
このような素敵なドレッサーの前でお気に入りの椅子に座り、毎日のお化粧やお手入れをする時間。一日の始まりにはモチベーションを上げてくれ、終わりには張り詰めた心をふっと軽くしてくれる、そんな存在になってくれることでしょう。
そんな自分へのご褒美のような時間を、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
タイプ: ドレッサー | スタイル: Rococo | 年代: circa 1920 | 輸入国: France |
材質 | ボディ: ウォルナット | 表面: ウォルナット | 仕上げ: ワックス |
サイズ | 横幅: 83.6 cm | 奥行: 51.3 cm | 高さ: 132.8 cm |