Commode Louis 16




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ルイ16世様式アンティークチェスト
こちらは19世紀初頭に作られたチェストです。
ルイ16世様式といえばマリーアントワネットの時代、リボンやパールや花々がモチーフの、繊細で可憐な女性らしいイメージが強いですが、
こちらのチェストは力強く男性ぽい雰囲気も感じます。
それはやはり装飾に黒染めされた木材が使われているからでしょう。
前面と側面に飾られた黒染めの象嵌がとても良いアクセントになっており、重厚で引き締まった印象を与えています。
ルイ16世様式の可憐な要素ももちろんあり、鍵穴やハンドルのブロンズにはリボンが使われ、まっすぐの脚もすっきりとしています。
ハンドルには古代ローマ人の横顔もデザインされ、全体がネオクラシック(新古典主義)らしいシンプルで荘厳な、洗練された雰囲気でまとめられています。
実はこちらの家具は、製作年代を割り出すのに少し苦労しました。
なぜなら、この家具には18世紀の要素と19世紀の要素の両方が見られるからです。
パーツの切り出しに機械が使われている形跡もあることから19世紀のお品かと思えば、使われている木材の様子や釘やネジ、ハンドルの形態などなどは18世紀のもの。
店主も頭を悩ませましたが、まだ18世紀の名残を残す19世紀初頭に作られたものだということで落ち着きました。
修復過程で細かな部分まで観察し触ることで、家具の歴史やストーリーが浮き彫りになってきます。そんなロマンたっぷりのアンティーク家具。
ここへやってくるまでの長い長い時間に想いを馳せながら、この美しさにたっぷり心癒されてください。
タイプ: チェスト | スタイル: Louis XVI | 年代: | 輸入国: France |
材質 | ボディ: | 表面: ウォルナット/ローズウッド | 仕上げ: ベネシャン ターペンタインニス |
サイズ | 横幅: 90.4 cm | 奥行: 45.9 cm | 高さ: 90.5 cm |

















