Cabinet formant cave à cigares




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フランスアンティークキャビネット
こちらは1890年ごろつくられたキャビネットです。
一目見るだけで圧倒される 大変ユニークなこのお品は、ブラックのボディに目いっぱいの花の絵、そしてその間を埋める無数の螺鈿細工で飾られています。
花の絵と螺鈿はボディの側面四面にとどまらずトップや下部の台、脚の先から頭まですべてを覆い、 これ以上飾る場所はないと言えるほど。
ありとあらゆる場所を埋めた螺鈿細工は、光を受けてキラキラと輝きます。そしてこの散りばめられた小さな螺鈿だけでなく、花の絵にも使われているのがご覧いただけるでしょうか。
花弁の一枚やねじれた葉の裏側など、ブルーやグリーン、ピンクに染められた螺鈿が絶妙なバランスでポイントごとに組み合わされており、他に類をみない美しさが 迫力ある花の絵に繊細な輝きと個性をプラスしています。
お写真ではわかりにくいですが全体像は幅53cm、高さ125cmほどの小さなもので、扉を開けるとたくさんの薄い引き出しがついています。
あまり見慣れない構造ですが、この薄い引き出しには葉巻を並べて保管できるようになっており、この家具がそのまま葉巻セラーになっているのです。
フランス語でCave à cigaresと呼ばれる葉巻セラー。見慣れないのも無理はなく、通常Cave à cigaresと言えば卓上で使うボックス型がほとんどで 家具になっているものは店主ロホンもこれまでに見たことがありません。
仕入れ時には現地の同業者からも絶賛の声を多数受けた、ルックスも仕様もとびきりレアな芸術品。
何万台も素晴らしいアンティークを見てきた現地の同業者たちが 一瞬で魅了されるのも、この姿を見れば誰もが納得するでしょう。
きっと葉巻を愛する上流階級者が、構造も装飾もデザインもすべて これでもかと自分の希望を詰めて、とっておきの一台としてオーダーしたのでしょう。
これほどインパクトがありながら非常に洗練された気品が漂う、世界に一つの葉巻セラー。
この小さな姿にギュッと輝きが詰め込まれた、ジュエリーのような一台。
日本国内はもちろん フランス現地ででも二度と出逢うことはないと断言できる、本当に素晴らしい芸術品です。
タイプ: 葉巻セラー | スタイル: Napoléon III | 年代: circa 1890 | 輸入国: France |
材質 | ボディ: | 表面: | 仕上げ: |
サイズ | 横幅: 53 cm | 奥行: 35.5 cm | 高さ: 124.5 cm |

商品番号: LPC766 / Sold out | |











